けれど思うのは、富を得る人たちはそれなりの価値をつくり、それが他人に評価されているから富を得ている、ただそれだけではないのかということ。
評価制度の歪みや投機で巨万の富を得た人間もいる。けれども、それは大多数ではない。
長者番付のトップを連ねるのは、雇用を生み出し、これまでにないような製品を生み出してきた革新者達だ。彼らが間違ったお金の使い方をしていたり、さらに格差を拡大する動きをしているかといえば決してそんなことはなく、貧困の撲滅や教育に対して多額の寄付や運動をしている。
素晴らしい実績を残し、評価を受ける人間なのだから当然の行動だ。
税金を納めないのも、腐敗した政府に金を渡すくらいなら自分で社会貢献した方がマシだと考えているだけだと思う。
本来自己責任に帰すべき社会の綻びを、自己解決できないところまで進んでしまった人たちが 鬱屈した感情を晴らそうとしているだけのように思えてならない。
結局、ほとんどの人間は卓越したリーダーが存在しないと路頭に迷ってしまうのか。
選民思想に行き着くにはまだ早い。もう少し、人が自立する力を信じたいと思った。
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