ぐるぐると繰り返しているようで、一つとして同じものはなく、ちょっとした変化に嬉しくなり、寂しくなったり、大切な人を想って恋しくなったりする。
そんな、ささやかな変化と、細やかな心の動きがなんとも心地よくて、自分の時間が悠々と流れていているのを感じる。
たくさん刺激を追い求めてきて、たくさん挑戦をしてきて、自分のために戦って、誰かのためにボロボロになって、苦しんで、喜んで、大きな変化を受け入れて。あの時も確かに幸せも生きがいも感じていたはずなのに、結局は自分が最後に求めているものは、この場所なんだと思う。
答えを分かっていながら、また、本当の答えがそこにないはずの大きな挑戦へと心が自然と戻っていこうとするのは、まだ自分には大切な人の心を悠々とさせ、守り抜くほどの力がないことを本能的に感じ取っているからなんだろう。
もう、振り返らずに、新たな場所へと進もう。今度は一人じゃなく、またいつか、大切な人とこの場所に戻って来るために。
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