今話題のアメリカンスナイパーを観ました。永遠の0も遅ればせながら、つい最近鑑賞。
感想は、、、
どんな強い意志と、まっすぐな信念があったとしても、大きな憎悪の中に飛び込めば誰もがその一部になってしまうということ。
それは誰が良いとか、誰が悪いとかではなく、報復はあらたな憎しみを生み、大きな憎悪は全体を間違った方向へと導いてしまう。
じゃあ、どうやったら憎しみの連鎖を断つこととができるのか。。。それは、外から人間が飛び込んでできることではなく、「意図せずに不条理に巻き込まれたけれども報復をしない選択をするリーダー(長い笑)」が対立軸のどちらかに現れるかどうか、のような気がする。要するに、争いを治めるための最善の解決策は、当事者の間に善なる心が芽生えるのをひたすら待ち続けること、そんな気がする。
だったら、目の前で不条理が繰り広げられ、怒りがこみ上げてきたらどうすればいいのか。
それは、怒りに燃える他の誰かを、笑顔で穏やかにすること。なんとも小学生の作文の様な答えだけど、本当にそれくらいしかできないし、それ以上のこともできないと思う。
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戦争とは比にならないけれど、自分もついこの間、憎悪の渦中に自ら飛び込んで、自分が憎しみの一部に染まり、怒りに支配された瞬間があった。
決して、自らその憎しみの渦中に飛び込んではならない。大切なものを全て失う覚悟がないのならば。そして、、、大切なものを全て失ってまで勝ち得るものなど、何もないのだと思うのだ。
自分の愛するものが憎悪に飲み込まれそうなとき、何が本当に正しいのかを見極めることの大切さ。ドラマやヒーローアニメで刷り込まれた、分かりやすく「正義」っぽい行動に、心が酔ってしまわないように、本当に大切なものを守るためにも。
そんなことを思った。
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