2016年6月9日木曜日

誇り

日本は平和ボケしている。

あたかもそれが問題であるかのような記事が少し事件が起こるたびに世に出回る。

みなさん、本当にそう思いますか?

傍に大切な人がいて、誰かに心を預けて毎日を過ごせる日々ほど素晴らしいものはないだろう。

ここ、沖縄は、世界大戦で日本から侵略を受け、また日本の一部となった後も日本侵略の中心地となった。



琉球国は平和すぎた。武力で統治する必要が無かったから。それは国家として悪いことなのか。

いや、僕は素晴らしい国だと思う。

琉球国は無くなってしまったけれど、形を変え、祖国の記憶を守ろうとする人たちの飽くなき努力によって時代とともに変化し、今も琉球は存在している気がする。

その過程には、想像するだけで胸が詰まるほどの無念と涙、犠牲があっただろう。

もし、日本に世界大戦以上の危機が訪れた時、日本が国家としての法的形態を失おうとも徹底的に破壊されることを避け、日本人の本質を守ることができるのか。

本当の誇りとは、そういうものだと思う。


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