大切なヒトがその渦に巻き込まれる姿を目撃してしまったとき、誰しもココロは憤怒しその原因を直接的に破壊しようとするだろう。
けれど、憎しみの渦には絶対に入ってはいけない。もし、自分に十分な力があったとして、できることが1つだけあるとすれば、それは巻き込まれてしまった大切なヒトを全力で憎悪の渦から引っ張り出し、できるだけ遠ざかること。新たに大切なヒトが渦に巻き込まれないように防衛線を張ること。そして、自浄作用が働くまでじっと待つこと。
どちらかが完璧な善者ならそもそも諍いなど起きやしない。必ず両方に原因があるから始まった争いで、どちらが悪だと落とし前をつけたいだけの醜い闘いの先に、悲しみ以外に何も残るものなど無いのだ。
それが武力の形式だろうと別の形式だろうと、戦争は何も生まない。
歴史は、ただ繰り返すだけ。
そろそろ、我々は具体策を考えなくてはならない。戦争の種をひた隠しにするのではなく戦争の原因を元から断つ方法を。自分の人生が、大切なヒトの人生が脅かされ無いために、笑顔の明日を確かなものとするために。
0 件のコメント:
コメントを投稿