2019年1月2日水曜日

光陰

前にもこんなことを書いた気がする。自分が放った闇は、いつか大きくなって自分へと襲いかかる。

けれども近頃は、生まれもって抱える闇もまたあるのだと感じる。それを人は業や宿命、カルマと呼んだりするけれど、その闇と向き合うこともまた、大きな成長の源なのだろう。

闇を消そうと必死に輝いても新たな影は必ず生まれる。光り輝くほどそれは色濃くなる。けれど、それも自分が生み出したものだと思えば、排除することなく、ただその存在を受け入れることもできるのだろう。

音の門と書いて闇とは、昔を生きた人たちは、僕たちより随分と本質と寄り添って生きていたのだろうとつくづく感心させられる。もう少し、違う感覚を研ぎ澄ませてみよう。

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