2016年5月30日月曜日

誰も勝つことのない闘い

諍いは、始まった時点で両者ともに負の禍根が遺ることが確定している。

戦争から学ぶべきこと、それは戦争を回避することに死力を尽くす大切さだと思う。

もし、衝突の煙幕を察知したのなら、そこからできるだけ遠ざかること。もし、闘わざるを得ない状況に陥ってしまったのなら、大切な人を守るためだけに闘うこと。大切な人が傷つかないのなら、決して深追いしないこと。

そして、戦争が回避できたなら、啀み合いの原因を冷静に見つめ原因に真摯に向き合うことへ歩みを進めること。


とても勇気のいることだけれど、自分が守ろうとしているものが何だったのか、少し深呼吸すればそこにすれ違いがあっただけのはずだということにきっと気がつくはずなのだ。

2016年5月26日木曜日

喜び

自分の笑顔を願ってくれる人が居る。自分の幸せの為に闘ってくれる人が居る。

その事実を超えるほどの福音なんてありやしないだろう。

商い

ビジネスの基本は「安く買って高く売る」ことではない。

付加価値を創出すること。

その原理さえ踏み外すことが無ければ、市況の変動に踊らされることなく商いは続いていく。

家出

かけられた気持ちが重すぎると、例えそれが心の底からの愛情だったとしても鬱陶しくて飛び出したくなる時がある。

それが一時的に人と人の間に亀裂を生もうとも、その時の愛情に嘘偽りが無ければきっといつか帰ってくる。

だから思い切って手放し、また思い切って飛び出してみる。

そうして初めてわかることが、きっと、ある。

2016年5月24日火曜日

なんとなく


中国人観光客が増えてきた気がする。

む、行儀悪いなぁー、ってイラッとすることあるけど、観光行きまくってる日本人も現地の人から見たらそんなもんだろうし、そもそも観光立国を目指してるのは日本なんだから、これくらいは受け入れなくちゃいけないことなんだろうなって。

もう少し見方を変えたら、観光に行きたくなるようなユニークで素敵な国に、少しずつ変わってきたってことなのかな。

面白がる人を傍観者として半笑するより、興味を持ってくれてる人をせっかくだから楽しませちゃえ、そういう懐の奥深さを持ってる方がなんかカッコいいかなって思ったりした午後半休の午後。

あー、今日も辛子高菜を入れまくる。

2016年5月21日土曜日

人が成長するとき



人間が一番成長するとき。

それは、無償の愛を注いでくれる誰かが身近にいる時だと思う。

無償の愛を受けた人間は、然るべきタイミングにまた、誰かに無償の愛を注ぐ。

そうやって、社会は進化していく。

リーダーにとって一番大切なこと

どれだけ時間がかかっても。どれだけの困難を仲間に強いることになっても。どれたけ自分がボロボロになっても。どれだけそのプロセスで色々な人に迷惑をかけようとも。

そのチームが目指す勝利をもたらすことができるかどうか。



最後には絶対に「勝つ」こと。リーダーの存在意義はそれが全てだと思う。

2016年5月18日水曜日

性善説と性悪説

エンロンの事件を発端に過度に注目を浴びた内部統制の論理は性悪説に基づいているが、諸事の根源は従業員にはない。

大きな組織になればなるほど、個々の従業員の悪徳が発動したところで影響は軽微なものでしかないのだ。

悪事を事前に察知して見破り、さらにそれを更生できるような高い職業観を持った人間を監査部や内部統制担当に置いている会社が日本にいったいどれだけあるというのだろう?

性悪説をもって観察されるべきは、巨大な権力と資産をもった人間であり、それは資本主義社会においては経営者であり集団としての筆頭株主であることを、今我々は改めて認識すべきだ。

継承

「株主のために企業価値を最大化します」

そんなのは詭弁だ。そういう詭弁を好む会社の株主の構成を見てみるといい。個人株主の中に役員以外の従業員も含めどれだけ自社株の保有者が入っているか、企業は公開すべきだ。結局、株価を釣り上げることによって得をするのはどうせその会社の人間なのだろう。

株式会社の本質は株主にはない。東インド会社の設立経緯までさかのぼってみるといい。

企業が存在する唯一の目的は社会にとって価値ある事業を作ること。それに伴って良質な雇用環境を創出し善良な市民の生活を守ること、それが本質だったはずだし、それ以外にはあり得ない。

計画性のある事業の先行投資の資金調達のために、起業家は財務余力のある資産家に出資を募る。金額が大きいと一人では負担しきれないから複数人に投資をお願いする。経営者が明らかな遂行能力不足だった場合に出資の損失拡大を未然に防ぐために経営者を交代させる権利を出資者は当然として持つし、原則は金額が大きい順に大きな権限を持つ。事業が成功したら、応分のお礼を最低限として金銭でお返しをする。

投資家はその経営者が生み出そうとしている価値への共感と経営者への信任によってお金を出し、また経営者は雇用も含めた社会的価値の創出のために死力を尽くす。価値ある事業は必ず関与者に適切に利益をもたらすし、必然的に一定の拡大再生産と余剰資金が生まれる。

今改めて日本の偉大な経営者たちが人生を賭して夢見ていた社会の実現がどんなものだったのかを探究し、我々がそのバトンを受け取る時だと強く感じる。

2016年5月17日火曜日

旋回

風が吹くと風車が回る。プロペラを回すと空気が動く。

晴空や暗雲を何かの予兆と捉えるのは決して根拠がないわけではない。

晴空の日には、きっと人の気持ちは晴れやかになり、大好きな人への告白を後押しするだろう。

雨空の日には、きっと人の気持ちは憂鬱になり、満員電車の中の睨み合いは増えるだろう。


晴れやかな気持ちが晴空をつくるのか、晴空が人の気持ちを晴れやかにするのか、どっちが先かはわからない。けれど、自分の身の回りに起きる環境の変化を、未来を予測するための情報として敏感に感知することは決して無駄なことではないと思うのだ。

2016年5月16日月曜日

時を重ねること

何かを深く愛する気持ちは、きっと、供に過ごす時間を重ねることによって、気がついたらそこに有るものなんじゃないかって思う。


2016年5月12日木曜日

有限の美しさ

限りがあるからこそ、ヒトは分け合う。終わりがあるからこそ、ヒトは今を懸命に生きる。

海に囲まれ、限られた土地と資源を与えられた私たちは、幾度となる武力衝突の歴史も乗り越えて長い平和を築いてきた。仕組みが劇的に変わることもあった。尊い命が犠牲になったこともあった。

けれど、限られたもの分け合い、与えられたものを仲間とともに最大限に楽しむという私たち日本人の強い軸は、世界のどこにもないものだと思う。

世界の果てまで足を延ばすこと、国家の生産力を果てなく追求すること。それが正しいという固定概念を改めて疑ってみれば、大きな幸福の種は既に私たちの手の中にあることにきっと気がつくはずだと思うのだ。大きくしなくたって、遠くに行かなくたっていいじゃないか。永く身近なものを大切にする喜びに勝るものが、世界の果てや巨大なイノベーションの先になんか有りやしないよ。



今その手のひらを開いてそっと種を蒔き、優しい声をかけながら毎日水をあげよう。日々起こる変化に一喜一憂してみよう。そうすれば、どんな花が咲こうとも、我が子のように愛おしい一生の宝物になるはずだから。

2016年5月11日水曜日

戦い抜く資質

誰もが見ている。一人になってでも強い気持ちで戦い続ける人。風を読むことに長け、勝てそうな組織に身を移し続ける人。

一人になっても戦い続けて、その結果独りよがりになってはいけないけれど。。。

一人になっても、なんとしてでも生き残り、いつか輝く勝利を掴みとるために戦って戦って戦って勝てる方法を必死になって探し続けて。いつかその背中に共感してくれて共に戦ってくれた仲間と笑いあえる日が来る。

そんな生き方が最高にかっこいいな、って思う。

数の強さ

トランプのやり方は本当に巧妙だ。そして、必要な変化を必要なタイミングで状況を見て変えている。

アメリカという国を変えるためには、先ず、選挙で当選して大統領になるという関門を突破せねばならない。選挙は完全に全国民の有権者一票。

トランプがやっていることは、どの人口マップのターゲットを狙うのが量を勝ち得るのに一番効果的かを考え、トランプに投票するというアクションを取らせるためのメッセージを放ち続けているだけだ。要するに、現状のルールの中でベストを尽くしているだけ。明確なルール違反でなければ、勝つためには手段を選ばない。いいかどうかは別として、スポーツだってそういうチームが優勝することはよくあることだ。

ワシントンポストやウォールストリートジャーナル、フィナンシャルタイムズがどれだけトランプを非難しようと、そのメッセージはアメリカの人口のボリュームゾーンに届くことは無い。

トランプが大統領になったら大問題だ、と言うならば、その前にトランプでも大統領になれてしまう仕組み自体を疑わなければ、なにも解決されない。

それは日本も同じ。少子高齢化が進む中、未来を長くもつはずの若者の1票はお年寄りの1票と同じで、1人1票の原則を続けなくてはいけないのか?お年寄り中心の総意で選ばれた総理大臣が革新的な施策を打ち出すのか。

一人一人が声をあげ、自分たちの未来をどのように選択し、誰に託していくのか。それを改めて考える必要があるタイミングだと思う。

2016年5月6日金曜日

信託

信じて、信じて、己の未来を託すこと。それができるのが本当の仲間だと思う。

信じる気持ちに、応え、応え、応え続けようとすること、決してその期待や信頼に応えることに手を抜かないこと。きっとそれが誰かを愛することなんじゃないかなって思う。

もう少し、シンプルに生きられる気がした。

2016年5月5日木曜日

憎しみの空

ヒトの過ちが噓偽りで塗り固められ、隠しきれなくなった不都合な真実が空で炸裂しようとしている。

大切なヒトがその渦に巻き込まれる姿を目撃してしまったとき、誰しもココロは憤怒しその原因を直接的に破壊しようとするだろう。

けれど、憎しみの渦には絶対に入ってはいけない。もし、自分に十分な力があったとして、できることが1つだけあるとすれば、それは巻き込まれてしまった大切なヒトを全力で憎悪の渦から引っ張り出し、できるだけ遠ざかること。新たに大切なヒトが渦に巻き込まれないように防衛線を張ること。そして、自浄作用が働くまでじっと待つこと。

どちらかが完璧な善者ならそもそも諍いなど起きやしない。必ず両方に原因があるから始まった争いで、どちらが悪だと落とし前をつけたいだけの醜い闘いの先に、悲しみ以外に何も残るものなど無いのだ。

それが武力の形式だろうと別の形式だろうと、戦争は何も生まない。

歴史は、ただ繰り返すだけ。

そろそろ、我々は具体策を考えなくてはならない。戦争の種をひた隠しにするのではなく戦争の原因を元から断つ方法を。自分の人生が、大切なヒトの人生が脅かされ無いために、笑顔の明日を確かなものとするために。

2016年5月3日火曜日

成長

一生懸命に生きれば生きるほど、ヒトは過ちを起こす。

けれども、間違ったらそれをしっかりと認めて迷惑をかけた人達にお詫びの気持ちをしっかり伝え、また、一からやり直せばいい。

きっと、心を許せる仲間がいれば、過ちを嘘で塗り固めることなどない。仲間の期待に応えたいという気持ちが、物事を正しい方向へと軌道修正する自浄作用へと導くのだと思う。

2016年5月2日月曜日

確信

過去に巡りあった仲間の幸福を祈ることは、今の仲間を信頼すること。

自分の歩んできた道に誇りを持つことは、今歩む道を確かに信じること。

あの時に怪我した膝はまだ時々痛むけれど、その痛みがあるからこそ、今の自分がある。

さあ、このワクワクする今を、もっと楽しむためにどうしていこっかなー?