2010年10月23日土曜日

中東旅行!

今日から一週間、ブチ抜きで有給休暇とって、ヨルダンとシリアとトルコ行ってきます!道中で意図せずお世話になった人に日本を好きになってもらうために、バットのスクラップから作られているお箸と扇子を持って、いろんな人に図々しくお世話になってきます!(木曜に一緒にのんだ島本さんと、大好きなバスケサークルの後輩あっちゃんのアイデア、そのまま採用しました!島本さん、本も八重洲ブックセンターでゲットしました!この日に何を話したかはまた後日。)

大学時代のバスケサークルの先輩で、詩人になるといって、八年間海外貼り付けの外交官になった先輩に会いに。夢に向かってどれだけ進んだか報告に。ちなみに僕はあの時夢と言っていたものが、目標になりましたよ、みっちーさん!早く会いたい!

死海にいってぷか~と浮いたり、ラピュタのモデルとなった遺跡にいったり、カッパドキアで気球にのって、夜は洞窟のホテルに泊まったり。駐在している会社の同期の話しを聞いたり。あー、もうヤバイ楽しみ過ぎる。

最近は仕事のプレッシャーが半端なかっただけに、マジで最高のタイミングでのリフレッシュ!最近頑張ってたのをみんな認めてくれたのか、行く寸前はみんな僕に仕事を回さず、後腐れなくいけるようにしてくれました!上司も思い切り楽しんできなさいって、背中を押してくれたし。マジで皆様に感謝で一杯!沢山のお土産話し持って帰ってお返ししなきゃ!

2010年10月21日木曜日

頑張れ、慶應バスケ部!

詳しい事はあとで書きますが、とりあえずいろんな人にこの映像を見てもらいたいので、公開します!慶應バスケ部の1年生からレギュラーだった3人が遂に4年生になりました。個人的にも面識あり、かわゆい後輩達です。そんな彼らのお宝インタビュー映像(彼らが1年生の頃)です。慶應バスケ部、みんな頑張れ!ちなみに、これを作ったのは僕ではなく、最後のスタッフロールに出てくる、将来メディアからバスケを変えると誓った熱い漢、天野君の作品です。独特の、若干チープなトーンをあえて出してくるところが僕は好きですねー。最後にインタビューが一人分しかないのは何故!!(笑)


2010年10月16日土曜日

死への恐れなど

今、本当に充実しています。だから毎日感謝の気持ちで一杯で、毎日どうやったらその気持ちを今すぐ伝えられるだろう、そんなこと考えながら生きています。感謝の気持ちは今すぐ伝えなくちゃいけない。だって僕も、気持ちを伝えたいその人も、明日生きている保証なんてないのだから。

僕が心を大きく揺さぶられた言葉。有名なAppleのCED、スティーブ・ジョブズのこれまた有名なスタンフォードの卒業スピーチ。Connecting Dotsで有名なスピーチですが、僕はスピーチの中でこのフレーズよりも感銘を受けたフレーズがあります。

"Death is very likely the single best invention of life"
死とは、恐らく生命の唯一無二の最高の発明である。

スピーチ前半


スピーチ後半


このフレーズを聞いたとき、死を初めてプラスのものと、心の底で納得して受け入れることができたのです。死は、使い方や捉え方によっては生きる力を最大限に与えてくれるもの。いつかはこの世界から自分は絶対に消滅する。地球が始まってから全ての生命体が死を享受してきた。だからこそ人は一度しかない人生を懸命に生きようとするのだ。

死は「今」に価値をもたらすために発明されたものなのだ。だから、死への恐れなど僕には無い。死んだらどうなるかなんて分からない、死んで見なけりゃ分からない。考えるだけ無駄だ。

一つだけ悲しいことがあるとすれば、父と母が出会い、僕が生まれたその瞬間から、一生で会う全ての人とサヨナラする日が訪れることが、決まってしまっていること。相手の死をもってか、自分の死をもってかは分からない。でも、僕に出会ってくれた、全ての大好きな人と、いつか絶対にサヨナラしなくちゃいけない。どんなに涙を流そうとも、何に祈ろうと、絶対に避けることはできない。

今日の感謝を伝えられず、明日に永久にサヨナラになったとしたら、僕はずっと後悔すると思うんです。大げさなんかじゃない。二人が生きている保証なんてどこにだって無いんです。のどに餅が詰まって死ぬかもしれない。当然脳梗塞になるかもしれない。大地震に襲われるかもしれない。

だから、だから、だから!僕の本当に大事な人たちに、嬉しかった時は「ありがとう!」と今すぐ伝えたい、愛している人には「大スキだ!」と今すぐ伝えたい、僕のせいで不快に思う人がいたなら「ごめん・・・」と今すぐ伝えたい。勘違いやすれ違いのまま、二人の関係が断絶するなんて、これほど寂しいことはないもの。

今、ちょっとしたことで涙が溢れてくることが多くって。自分への失望や、孤独感で辛すぎて感情が荒んでいる時は涙が出ない。でも、感謝の気持ちで溢れてる時って、心を揺さぶられて嬉しさや悔しさを感じると直ぐ涙が出る。素の状態でも感謝の感情が一杯すぎて、心に収まりきらない追加の感情が発生すると涙として体の外に溢れ出てくるのだろう。

今日はどんな風に気持ちを伝えよう。実りある明日を迎える為には、今日はどんな一日がいいだろう。ワクワクしながら今ブログを描いています!

プロであること

今日、どうしても納得できなかったことがあって、感情的に処理しそうになった時、ふと立ち止まりました。これってプロとして、どうなんだろうと。いつもアドバイスを求めると、親身になってアドバイスを下さる先輩に聞いたんです。これって僕が折れるべきなのかどうか。

その時の先輩のアドバイスは。

「相手を感情的にさせた理由を考えろ。折れるという発想がそもそも上目線で、お前が悪いことに気がついていない。相手の立場になって考えてみろ」

凄くストレートで、凄く反省させられる一言でした。僕は調子が良くなると、必ずと言っていいほど井の中の蛙にも関わらず天狗になり、失敗してきた。けれども、天狗になることを許さない、そしてと僕のことを思ってくれている先輩の一言に、自分の小ささを気付かされたのです。感情に支配されてしまった僕はプロとして、さらにいえば調整力と適切な情況判断を主たる強みとする総合商社の人間として、はっきりいって失格です。

先輩の助言がなければ、確実に誤った状況判断をしていた自分の甘さや、小ささが悔しくてトイレで泣きました。でもそしたらスッキリして、自分が間違っていたことに心から納得できて、相手に自分が間違っていたことを伝えたんです。そしたら、その人も「田中君には頑張って欲しい」って応援してくれて!

いつかは人の前に立つ立場になり、みずからスピード感をもって判断しなければならない情況になれば、守ってなどもらえない。むしろ先輩がしてくれたような一言を、後輩たちにしてあげられるようにならなくてはならない。

僕は本当に恵まれているし、運がいいと思う。直属の上司は心から尊敬しているし、頼りになる先輩達に導いてもらえる。ただ、怖いのがあまりにも良すぎる環境であること。その事を認識しながら、例え一人で戦わなくてはならなくなったとしても、生き抜く力をつけなくてはならない。

日々の感謝を胸に、そして常に現状に満足しない向上心を胸に、もっと頑張ろうと思えた、そんな実り多き一日でした。

2010年10月14日木曜日

スポーツ選手の現在価値(1)

世界に名を轟かすアスリート達。世界のスターになれれば年収数億円もザラではない。


これ以上もらってどうするのか、強欲だ、という人もいる。それは恐らく、その選手の生涯年収を単純合算し、サラリーマンの平均生涯所得と比べて多いだとか、少ないだとか言っているのだと思います。

ちなみに大卒男性の平均生涯所得は2億7,590万円だそうです。
http://nensyu-labo.com/heikin_syougai.htm

さらに日本のプロ野球選手の平均年俸は3,830万円
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100426/bbl1004261815002-n1.htm

単純計算するとサラリーマンが22歳から60歳まで38年も汗水流して得られる生涯年収をプロ野球選手は約7年で稼いでしまい、一生懸命働くのがアホ臭く感じるかもしれません。

しかし!!!ファイナンスの考えを用いると、もしかしたらその考えが覆るかもしれないのです。(恐らく)日本初!先にウェブサイトで参照した条件でスポーツ選手の現在価値を算出することにチャレンジしてみたいと思います。誰か他にやっている人がいたら教えて下さい。その人に会ってみたい!

試算をするに当たって、ある程度前提となる考えを説明する必要があるので、2回に分けてお届けします。

ファイナンスを理解する上で重要となるのが「時間価値概念」「リスク」です。これによって「割引率」を決めます。

まずは時間価値概念の説明です。10年後の1億円と、今手に入る1億円、どちらが得でしょうか。そう100人に聞いたら、100人「今」と即答するでしょう。しかし、それは何故でしょう。ファイナンス理論においてその答えは、リスクフリーの方法でお金を運用すると「必ず」増えるからです。日本のメガバンクが10年後に潰れることはまず考えられません。それであれば今すぐ1億円を手に入れて、毎年1%の利率の1年定期預金に預ければ(複利)、10年後には1.01の10乗、約1億1,046万円になる試算になります。逆に同条件で10年後に1億円にするには今、いくらあればよいかというと、1億を1.01で10回割ればいい。約9,052万円を毎年1%の利率の1年定期預金に預ければ、10年後に1億円になります。

つまり、10年後に手に入る1億円は現在の経済的価値(割引現在価値=Discounted Cash Flow/DCF)に置き換えると約9,052万円の価値しかなく、時間には金銭的な価値があることが合理的に証明できるのです。Time is moneyとはよく言ったものです。

次にリスクについて説明します。成功したら1億円稼げるが、潰れる可能性が50%の事業Aと100%潰れないB事業、あなたが経営者だったらどちらの事業を選びますか?事業Aを選んだ経営者は絶対に株主に訴えられます(笑)この例ではあまり試算する必要も無いと思いますので、ちょっと条件を変えてみましょう。

【条件】
事業A:初年度の投資額は100億円。年度末に100億円収入が入る。1年後事業が頓挫する可能性は50%。
事業B:初年度の投資額は100億円。年度末に80億円収入が入る。1年後事業が頓挫する可能性は20%。

【質問】
あなたが合理的な経営者だとして3年間事業を継続するとしたらどちらの事業を実行するべきか。

【解答】
事業B

【解答までのプロセス】
事業Aの正味現在価値:▲12.5億円=87.5億円(100×50%+100×50%2乗+100×50%3乗)−100億円
事業Bの正味現在価値:56.16億円=156.16億円(80×80%+80×80%2乗+80×80%3乗)−100億円

単純合算すると事業Aは300億円。事業Bは240億円。初期投資額をマイナスしても事業Aは2倍ものの利益率です。一回くらいなら、偶然うまく行くかもしれません。しかしファイナンスの考えに基づいて100回事業Aをやったら、これもまた確実に貴方は株主に損害賠償請求を受けます。

先に説明した割引現在価値(DFC)から投資総額を差し引いたものを正味現在価値(Net Present Value/NPV)といいます。

時間価値概念、リスクを勘案して出した数字を割引率といい、割引率を用いてDFCを出します。これらの考え方は総合商社や投資銀行で事業採算を求める時には当たり前に用いられている手法で、投資実行判断をする上で最も基本となる考え方です。事業Aを選ぶくらいなら国債でも買っておけ、これがファイナンス理論に基づく答えです。

勘が鋭い人は、僕がこの後どんな計算をしようとしているかきっと気がつくはずです。

興味を持った人は以下の本、MBAファイナンスを読んでみることを強くお勧めします。僕は初めて読んだとき、目から鱗が落ちる思いでした。


それでは次回、スポーツ選手の現在価値を算出してみましょう。



2010年10月13日水曜日

出会い!

最近めちゃくちゃアクティブに過ごしてます!

もう少し落ち着いたらそれぞれ書きますが、最近こんなビックな人たちと会いました!
みんなネットで検索すれば、すぐに名前が出てくる人たちです。

(時系列に会った順で)
中山明日実さん
岡田優介さん
ジョン・スポールストラ氏(NBAのネッツの元CEO。講演会に参加)

白井孝明さん
ヨシ岡本さん
そして月曜日のゴルフで偶然にあの人に。。。これは秘密です。
何度も会いすぎて、凄さが分からなくなりそうだけれども、やっぱり凄い島本和彦さんにも近日中に会う予定っ!


太々しくも、ビックな人たちと自分にしかできない切り口で話をして突っ込んで、沢山吸収して、しかも一つでも相手に何か印象を残せたらいいなと思って、いつも出会いを楽しんでいます。


やばーい、ワクワクする!!!

2010年10月11日月曜日

優勝!!

昨日、フープワンの大会に出て優勝しました!エンジョイの大会にもかかわらず、空気読まずにめちゃくちゃガチでバスケしちゃいましたが、熱いプレーと笑顔で大会自体を盛り上げることが出来たと思うので、許してっ!
以下URL、絶対俺たちでしょう。
http://hoopone.jp/office/tanoshindeta.html
TAIYAKI BOYZ最高です。3ポイントが最近さっぱり入らないキャプテン兼オーナー、ゴールではなく髪の毛を死守していた会長、開始20秒で謎に指から流血していて交代アピールしていた社長。本当にありがとう御座いましたっ!



強く、感じたことがあるので、吐き出さないと気が済まないので、これから長々と書きます。今頑張っている人、挑戦している人、壁にぶつかったり、夢に破れて苦しんでいる人に特に読んで欲しい。僕がどういう人間かが分かることに加えて、もしかしたら想いを共有できるかもしれないという願いを込めて。

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僕が優勝した経験はこれも含めて二回だけ。同期が卒業するときの追いコンバスケの学年対抗戦と今回の大会。プレーヤーとしてのキャリアは全く輝かしいものじゃなかった。だからこそこの大会で優勝できたのが本当にうれしかった。

中学校の頃、顧問の先生はバスケを初心者で、学校も何かに熱心でもない普通の町立の中学校で、真面目にバスケをやりたい僕には居場所がなかった。キャプテンだったけれど、バスケ部の仲間とはあまり打ち解けられず、引退直後に毎年恒例としてやっているOB戦では、いわゆる「ハブリ」にあって、ほとんど試合に出られなかった。

高校は進学校だったけれど、本当にバスケが大好きな仲間と会えて、バスケに熱中する時間を過ごせた。入学したときは実力的に超下っ端だったけど、誰より体育館に早くきて、誰よりも遅くまで体育館で練習して、教室でもボールを触っていて。二年生になって代替わりの時、コーチに「お前のフットワークがNO1だ」と面と向かって言われて。後輩と一対一の練習してる時も「田中を抜けるようになれ!」と言われて、それが嬉しくてたまらなくて。でも、その直後、ももの肉離れと右肩の脱臼と足首の捻挫を一カ月内にやってしまって。足首には多分ヒビが入っていたのだと思うけれど、努力が逃げていってしまうと思って焦り、テーピングでガチガチに固めてやっていた。日に日に捻挫は悪化して、遂にはベンチに入れないようなプレーヤーになってしまった。調子の良かった頃の自分と比較して、できないのは怪我のせいにして努力もしないでいた。人生は終わったと思うくらい悩んで、全てが真っ暗で、でも、こんな自分は嫌だと思って、ある時もう一回努力しようと決めた。ウチの部は朝練無くて、体育館もその時間には空いてなかったけれど、体育の先生に頼んで体育館を開けてもらって。段々と元の自分を取り戻して来てベンチには入れるようになった。でも最後の大会の二週間前の体育祭、利き腕の左肩を脱臼した。最後の大会はコーチの気遣いで、ベンチで右手で汚い文字でスコアシートを書いて、僕の高校バスケは幕を閉じた。

高校の結果に納得がいかなくて、慶應に仙台高校を全国制覇に導いた志村さんがいて、バスケ雑誌でも注目されていた竹内と酒井 が入学することも知って、SFCに入りたいと思った。必死に勉強してSFCに入った。滑り止めは一つも受けなかった。何年かかっても他の大学にはいく気がなかったから。

結局、大学では体育会にはいったものの、あまりにも勉強することが苦しい環境だったことと、自分の存在は部にとって無価値だと思ったから3カ月で退部した。

でも、その後に入ったサークルの奴らがホントにバスケをが大好きで!自分の学年は弱小でサークル内の対抗戦もぜんぜん勝てなくて、でもほんとうにいい奴らで!負けることばかりだったけど、決して下を向かないでプレーしてきた。二年生になったら自分はキャプテンになって、そしたら一年生に全国ベスト8のガードが入ってくれて。そいつに引き寄せられるように、全国レベルの奴らが他にも入ってくれて。自分が何にも経歴のないプレーヤーにも関わらず、全力でディフェンスしてきてくれて、身長の小さい俺にゴリゴリでポストアップしてくれて。後輩達は俺の気持ちも知っていて、本気でぶつかって来てくれたのが嬉しくてたまらなくて。3年生の終わり、休学して一年間アメリカ留学した時も、こいつらと一緒にバスケできなくなるのだけが本当に寂しくて、アメリカ留学から帰ってきたら最後の四年生の一年間、後輩達と本気でバスケやりきって、本気のバスケにはサヨナラしようと思っていた。大学を卒業したら、もう二度と、このメンバー全員でホンキのバスケをすることはできないから。

一年休学し留学から帰ってきた直後、同期の卒業前のサークルの学年対抗戦。どんなに負けても笑顔でプレーしてきた同期に勝ちをプレゼントしたくて、自分の最後の試合だと思ってプレーした。最後残り二秒、一点差リード、マッチアップしていたベスト8のガードに走られて、必死に追いかけたら最後のミドルシュートの時に、相手の肘が俺の鼻に当たってシュートが外れて、優勝。集合写真取るときは鼻血出まくってたけど、何も言わずについて来てくれた同期に最高のプレゼントができたのが嬉しくてしょうがなくて!

同期は俺が高いレベルでプレーしたかったのも理解者してくれていて、下の学年の奴らと最後の一年間全力でプレーできるのを心の底から喜んでくれた。サークルにも関わらず、朝練もウェイトトレーニングもして、これから最高のバスケができる期待を胸に、ワクワクで一杯だった。

就活も終わり、心弾む5月、練習中に左膝の前十字靭帯を切って、自分の本気のバスケは想像しない形で終止符を打った。医者に手術しないと、もう本気のバスケはできない、手術したら一年間はプレーできないと言われた。卒業まで間に合わないことが分かって意味が分からなかった。一生で一番涙を流したと思う。

「バスケの神様がいるとしたら、何で俺には微笑んてくれないんだろう。バスケが好きな人の為に、たくさん活動もしてきた。なのに何でバスケの神様はこんなに酷いことをするんだろう」

でも、今ならわかる。バスケの神様は自分に成長の機会を与えてくれたんだって。他人の痛みや苦しみが分かる人間になりなさいって。田中裕之という人間をバスケットという枠を越えて大きく成長させるためには、彼が最も愛したバスケットを一度奪い取るしか手段はなかったのだと思う。

中、高、大と納得のいく結果を出せなかった僕にとって、他人から見れば、ちっぽけな大会でも、全力でプレーして、みんなが一つになってプレーできたのが嬉しくて、本気のバスケにまた出会えたのが、うれしくて、うれしくて、うれしくて。。。

朝ゴルフに向う電車の中、昔の辛かった頃、そして昨日の嬉しさを思い出して、ずっと号泣してました。さぞかし気味が悪い人だったと思います。

今何かに挑戦していて苦しんでいる人に、今大好きなことに取り組んでいるけれど将来に繋がるか不安に思っている人に、夢に破れて叶わなくなってしまった人に伝えたい。何かを愛し、頑張り抜いた経験があれば、その過去の結果が大きいものであっても、小さいものであっても、最後まで逃げず、自分自身と向き合う力を与えてくれることを。

どんな嵐も曇り空も、必ず過ぎ去っていく。だから、明日は晴れるかもしれないと、信じるのをやめてはいけない。明日はきっと晴れると、信じ続けるのだ。この地球が始まってから一度だって、晴れの日が訪れなかった場所なんて無い。子供の頃、楽しみにしていた遠足の日に、雨が降って中止になって、とても悲しかったのを覚えている。けれども、雨の日も曇りの日も、どんな日であっても自分の信念とともに歩み続けたことがある人は、激しく長い嵐の後にこそ、突き抜けるような青空が訪れることを知っている。大きな悲しみに包まれ、信念さえも消えてしまいそうな時、そんな時は苦しくて下を向いたっていい。しゃがみ込んで、大泣きしてもいい。けれど、生きてさえいれば、いつの日か、必ず、無限に広がる晴れ空に悲しみがすっと吸い込まれ、太陽が照らす花の香りに温かな気持ちになれる日か来るから。だから、生きていてほしい。


自分が嫌いすぎて、自分がいるだけで周りを暗くさせてしまうんじゃ無いかと思って、この世界を去ってしまった方が楽だと思ったことが僕自身も本当にある。休日も18時間くらい寝ていて、努力もやり尽くしていなかった。でも、一つだけ胸を張って言えるのが、怪我をし本気のバスケを失ってから三年間、決して逃げなかったこと。そして僕はバスケットから離れた今でも、最高に幸せだと思える時間を過ごしている。

もう大学生の頃のように体は動かない。多くてもプレーも一週間に一回しかできない。けれども、本気のバスケもう一度巡り合えた。そしてバスケットはバスケット以外にも大好きなものを沢山くれた。だから、今の僕の幸せは簡単に奪い取ることはできない。

このメッセージが頑張る誰かに届いて、少しでも前に進む勇気を与えられたら。そして、いつかお互いの夢を叶える為に巡り合えたら。そんな想いをこめて。

2010年10月10日日曜日

言葉の力

最近、幸運なことに、今後かなり担当本部の主要分野となる案件の管理業務取り纏めをすることになったのだが、人生で恐らく1番嬉しい一言を上司からかけてもらえたのです。

「いま説明したポイントさえ抑えていれば、お前の好きなようにやっていい。思う存分暴れてこい。」

辛かった暗い仕事のトンネルを抜け、信頼を勝ち取ってきた手応えを掴みつつあった今、これ程自分をモチベートする言葉は無いと思った。

本当に自分は恵まれている。最高な環境、心の底から尊敬する上司と仕事ができている幸せ。

バスケはプレーヤーとしては何一つ残すことはできなかった。本気で頑張って、でも実らなくて、高校も大学も引退間近に大怪我をして納得のいかない結果に終わって。でも、それでも挫けず、好きだという理由だけでバスケを続けてきたこと、そしてバスケを通じて出会った仲間が自分の心を支えてくれている。仕事のやりがいと職場の仲間への信頼、全部含めて「今」を好きだと言える今、絶対に誰にも負ける気がしないのです。

気負ってる訳でも背負ってる訳でもない。仲間がいつも心のなかにいて、一緒に戦ってくれているから。

うーし、今日も楽しむぞー!!

2010年10月7日木曜日

新たな日本人ノーベル賞受賞者!

根岸さん、鈴木さんが有機合成の新技術開発でノーベル化学賞をとりましたね。

http://mainichi.jp/select/science/news/20101007ddm041040133000c.html
クロスカップリング、ちょっと勉強しよう。うちの会社でももう既にビジネス化してたりして。

世界を動かす日本人の存在には勇気付けられます。

彼らの発明した新技術を社会に、人々の生活に落としこむのが総合商社の使命。
がんばるぞー!

会計はオピニオン、現金はファクト。

会計は奥が深い。決算書は杓子定規に作成される訳ではない。トーマツとE&Yが同じ会社を同じ状況で会計参与をしたとしても、決して同じ決算書が作成されることはない。

よく言われるのが、「会計はオピニオン」ということだ。現金の動き、キャッシュフローは絶対に一つの数字しか作れない。しかし、会計はルールを逸脱しなければ、経営者の戦略によって様々な動きを見せる。

例えば、非上場株式を評価する上で、株式発行会社の事業計画をもとにその会社の現在の価値を評価し、その株式の価値を評価することがある。その会社の未来を評価するのだ。誰が確実な未来を予測できるだろう、オピニオンがあってしかるべき。その他にも、利益計上のタイミングを操作する為に意識的に契約書の一文を変える、ということも当然のこととして行われている。

勘違いしないで欲しいのは、それは決して非道徳的なことでも、ルール違反でもないということ。これが会計の原理原則を理解している人間のみが武器とできる、戦略的財務会計なのだ。

世界の中心はUS GAAPからIFRSへ。資金調達が困難を極め、資金調達のコストが増大して行く世界経済の中において、銀行からも、投資家からも、グローバルな投資対象として魅力的な企業であり続けるには、ルールを理解し、そして積極的に、戦略的にルールを活用して行くことが必須である。

バスケ界で、経営計画と財務諸表、それが資本コストに与える影響とか、語れる人と出会ったことが無い。いや、いるんだろうけど(いなければ企業体が成立するはずが無い)多くはないのが確かだと思う。ここが恐らく将来自分が付加価値を発揮できる点であるはず。

なんてことを、自分にとってかなりヘビーだった会計メモの作成が一段落ついた時点で、ふと思ったのでした。

2010年10月5日火曜日

トップダウンとボトムアップ

ボトムアップって便利だなと思った。一つのコンテンツに複数の属性を貼れるのがボトムアップ。一方で、階層化できるけど、つまるところ一つの属性しか貼れないのがトップダウン。

このブログはボトムアップ。でもうちの会社は完全なるトップダウン。

ツールとして使うには、個人的にはボトムアップが好きだけれど、うちの会社がボトムアップで成功するかと言えばそうでもない。数百億の投資案件をボトムアップの思想で推進するのはリスクが大きすぎる。機動力を重視するか、慎重さを重視するか。規模は大きいか、小さいか。

近年、ボトムアップこそが善!みたいな強調のされかたをすることが多いけれど、そんなことも無いと思う。要は使い方と、バランス感覚。それは日本のバスケットボールにもきっと言えること。

まあ、うちの会社も大規模案件であっても案件の提案するのは若手担当者が多いし、その実行を判断するのが上位の職位の人間ってだけで、その意味ではまあまあバランス取れてるのかな。

2010年10月4日月曜日

日本のバスケットが世界一になる日(2)

最終回の記事第2弾。22歳の僕、生意気なこと書いてますね。でも、根幹の想いは変わっていません。

日本の強みに関して他にも強調すべき点は社会人になった今、思うところは色々ありますが、とりあえず大学生の時に強く感じていたこととして、今回はそのまま掲載することにします。今、どう思っているかはまた今度書きます。
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今の日本に足りないのは、本気で世界一を目指す意識です。世界一、この言葉を聞いてしり込みしてしまった人も多くいるかもしれません。でも、これ以上限界のない“世界一”を目指さなければそれ以下にも到達しないと思います。日本のどれだけの部活動のコーチが、世界一の高校のチームを目指しているでしょうか。世界に通用する選手の育成を目指しているでしょうか。日本のバスケットの華が高校のウィンターカップであり、そのコーチたちが日本一だけを目指している限り、日本のバスケットが世界に通用する日はやってきません。

僕は世界選手権で勝つことだけが世界一の条件だとは思っていません。世界選手権で負けたにもかかわらず、僕は已然としてアメリカのバスケットは世界一だと思っています。なぜなら、バスケットに関わる人たちがバスケットに熱中できる、そしてバスケットに携わって生きていける環境はアメリカが世界で一番だと思っているからです。そして何よりも、アメリカ国民が胸を張ってアメリカが一番と言えるプライド自体が、それを象徴していると思います。たとえ、世界選手権に負けた事実が、アメリカ人の態度を傲慢に見せたとしても、他の国にそのように胸をはれる人間は、そう多くないのは事実だと思います。

もちろん競技力は一つの尺度です。世界の中での競技力を上げることはとても重要なことです。しかしながら胸を張って世界一だといえるには、世界選手権で好成績を残すことは必要であっても、単なる一つの条件に過ぎないのです。日本のバスケが世界レベルだ、日本のバスケが世界一だと言える状況、理想像、そしてそれを達成するまでの道のりがどれだけ日本バスケット関係者の中にあるのでしょうか。そしてどれだけ共有されているのでしょうか。その中に僕は日本のスポーツが持つしつけの効果を、日本バスケット界の強みとして、強調していくことは必須であると思っていますし、もっとそこに日本のバスケット界、ひいてはスポーツ界は注目すべきです。

アメリカから盗める良いものはどんどん盗んで吸収していく、それは重要ですし、そのために僕も留学を決心しました。しかしながら、良いものと悪いものの区別をせず、盲目に吸収してしまっては、日本の良さすら失いかねません。AND1などの流行から、アメリカのストリートスタイルのトラッシュトークをやたらとまねしたり、だらしない態度をとったりするようなプレーヤーが増えている気がします。AND1はAND1で、いわゆる公式の試合とは別のものですし、しっかり区別さえしていれば、トリッキーなプレーを見てあこがれ、まねできるように練習を励んだりすること自体は特に悪いことだとは思っていません。別にダボダボなシャツを着てプレーしてもいい、ファッションを意識したグッズをつけてもいい、プレーにトリッキーなプレーを織り交ぜてもいい。でも練習後のモップがけ、管理人さんへのありがとうの一言、そういった本当に大事なことだけは失わないで欲しいと思うのです。それを失ってしまったら、日本のバスケットは現状を維持するどころか、どんどん衰退していくことでしょう。アメリカで、働く、プレーすることに限定しても、競争の非常に激しいアメリカで、日本人であることの長所を理解していなければ、土俵に立つことすらままならないでしょう。

3ヶ月、NBAの現場で学んできた僕からの、皆さんへのメッセージは、アメリカに留学すること、アメリカのスポーツの現場で働くこと、そのもの自体は決して、自分自身、そして日本のバスケットボールを何も変えてはくれないということです。重要なのは、冷静な目で以って、アメリカと日本の相違、強さ、弱さを客観的に分析しながら行動し、日本のバスケットをどう変えていくかを常に脳みそがちぎれるくらいに考えて、それを“実行”することです。NBAで働くのは、アメリカのバスケット界では何が起こっているか、その真実により近づけるだけで、日本を変えようとする実際の行動に勝ることはないのです。それは選手にしてもしかりです。アメリカで単にプレーしただけでは、あまり価値をもちません。アメリカの現場での体験を通じて、その後に自分をどう成長させるのか、戦略を立て、そして実行することに意味があるのです。もし日本のバスケットをよき方向に導いていくことが目的であるのならば、アメリカで働くことの意義、それは日本を変える上での触発を得ることに他なりません。僕自身ソニックスでの経験を基に何か行動を起こさなければ、何一つ日本バスケット界に良いものをもたらすことはできないのです。明確な目的無き渡米は、単なるお金と時間の無駄に終わります。日本でできることばかりをアメリカでして、本質的にほとんど成長していない日本人を数多く見てきました。「なぜ自分はアメリカに行くのか」そのイメージを渡米以前から持っているかどうかが、後の成長、もっと言えば、人生自体に大きな違いを生みます。日本という環境から逃げるために、渡米を選択してはなりません。

これから皆さんと、理想の日本のバスケットボール像、そして現状把握、そのギャップをどう埋めていくかを共有し、真剣にバスケットボールの改革に取り組んでいきたいと思っています。本気で日本のバスケットが世界一になる日を夢見て、これからもどんどんアクションを起こしていくので、よろしくお願いします!

これまで「どこがチガウの?ホントに違うの?日米バスケ比較」をご愛読いただき、本当にありがとうございました。これからも皆さんに新しい視点を提供できるように頑張るので、楽しみにしていてください。どこかバスケットボールの現場で読者のみなさんとお会いできる日を楽しみにしていますね!

2010年10月3日日曜日

日本のバスケットが世界一になる日(1)

アメリカに留学中(4年前・・・?)島本和彦さんが主催する、HOOP HYSTERIAの会報誌に記事を書かせてもらっていたのですが、ちょっと最近振り返ってみました。

そしたら、今も昔も根本の考えは変わっていないことが分かって、うれしかったのです!

過去、HYSTERIAに投稿していた記事を、このブログでも公開していこうかなーと思ってます(明らかな手抜き)。

最終回の記事が、一番想いが詰まってるので、まず最終回を2回に分けてお届けします!アメリカに対する批判的な視点が多く入っていますが、あくまで一般論であり、そうでないアメリカ人も沢山いること、ご了承の上読んで頂けるとありがたいです。
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タイトル:どこがチガウの?ホントに違うの?日米バスケ比較最終回(10)
日本の美徳~日本のバスケが世界一になる日~

シアトルスーパーソニックスでのインターンを終え、夢のようなアメリカ生活から日本に終に帰ってきました。今後も記事を書かせていただくつもりですが日米比較に限定した記事は今回で最終回にしたいと思います。

締めくくりとして、日本のバスケットの美徳について書きたいと思います。

NBAに憧れ、NBAの選手にあこがれていた小、中学校時代。次第に自分のプレーヤーとしての限界と現実を知り、漠然と日本のバスケットボールとNBAの架け橋になれたらと思っていた高校時代、そして大学初期。その頃は夢にも思わなかったNBAのチーム、シアトルスーパーソニックスでの3ヶ月間、最高の時間をすごしてきました。NBAで働く、それは僕にとって現実的な響きを持つものでは決してなく、淡い憧れでしかなかったのです。夢のNBAは僕にとっては最高の舞台で、理想郷でもありました。しかし、夢をかなえた今、夢だったNBA、そしてアメリカのバスケットは決して完璧なものなのではなく、数多くの問題、困難に直面していることを多く発見しました。そして何よりも、日本の素晴らしさ、良さについて認識できるようになったのです。

日本がアメリカより勝っているもの、それが現時点で存在します。胸を張っていえるのが日本スポーツのもつ「しつけ」の効果です。

まず顕著なのが、公共物に関する美の意識です。アメリカでバスケットをしたことがある人は気づいたかもしれませんが、アメリカ人のバスケットプレーヤーは、コートの整備や管理に鈍感で、個々の公共物に対する意識はかなり低いといえます。まず、驚いたのが、アメリカ人は土足と内履きの区別をしていないということです。中にはコート上で唾を吐く人間すらいます。家にも土足で入る文化なので、そういったことも影響しているのかと思いますが、しかしながら家と公共施設は全く性質の違うものであり、公共物を大事にする、という意識が低いのには、実際僕自身はやや受け入れがたいものがありました。NBAの試合などでも、ゴミは自分で片付けません。ペットボトルや、食べ物のゴミは、適当に足元に捨てて帰っていきます。ソニックスで働いているときも試合後にぐちゃぐちゃに汚くなった会場を見るのには嫌悪感がありました。それに対するあるアメリカ人の言い分は、「ゴミを片付けたり、施設を掃除したら、従業員の仕事がなくなってしまう」とのことです。僕自身はこれには全く納得がいきません。もしコートで土足と内履きを使い分ければ、ワックスだって長持ちします。そうすれば新しいボールを1個でも2個でも子供達のために多く買ってあげられるかもしれない。ゲーム観戦でのゴミだってそうです。ゴミの従業員を一人でも、二人でも減らすことができれば、他のサービスを充実させることだってできるはずなのです。アメリカでは、みんなの少しの気遣いと協力で解決できることを、お金の解決に任せている、そういった姿勢が数多く見られることがあります。

他にも自己管理や、整理整頓と言った点でも、日本人の方が優れている点を数多く見つけることができます。まず体型にしてもそうです。アメリカ人のほうが太りやすい、というのはありますが、食事のバランスの悪さ、間食の異常な多さ、食べきれないほど出てくる食事など、自己管理をせずに好き放題食べてしまうのがアメリカの肥満問題を生み出しているというのは決して間違いではないと思います。自分も人のことはあまり言えませんが、アメリカ人の友達の家は「ありえない」と思うほど汚いことが多くありました。食器などはちゃんと洗えていないことも多くあります。また仕事を一緒にしていても、少し気をめぐらせて分かりやすいように整理整頓しておけば、後で分かりやすいのに、と思うことが多くありました。倉庫などから一度出したものを、元あったところに返さずに適当に床に投げ捨てて、その時に元に戻しておけば10秒くらいですむことが後で見つからなくて1時間くらいかかってしまう、という非効率な状況も多くありました。

また、礼に対する意識も日本の方が格段に高いと思います。日本ではコートに入るとき、去るときに、コートに向かって一礼をする習慣が数多くのチームにあると思います。また試合終了後には、審判、オフィシャル、相手チーム、そして自分のチームを応援してくれた人に挨拶をしますよね。審判の人、試合を運営してくれたオフィシャル、また施設にすら感謝の意を表するのです。これらの感謝のきもちが、きっと美への意識もつながっているのだと思いますが、アメリカ人から、こういった姿勢を感じることはあまりありません。アメリカでは地域の試合であっても審判やオフィシャルがお金をもらっているので、「あいつらはやって当然」といったような意識がもしかしたらあるのかもしれません。だから審判とプレーヤーのみっともない口論が数多くあるのだと思います。陰で支えてくれている人への感謝の意識は、日本の方が断然強いように思います。

日本のバスケットをこれから発展させていく上で、まず、本当に重要なのは、これらの良さを強く認識し、そして発展させていくことなのではないでしょうか。日本のバスケットがアメリカと完全に同じになることは決してありません。そして、アメリカのスタイルを追い続けている限り、アメリカのバスケットを超えることはできません。そして世界選手権で他の国々がアメリカを打ち倒し、様々なスタイルを世界に見せ付けたように、他の国々は自分のオリジナリティを追及し、世界一を本気で目指しています。日本がアメリカそのままのバスケットを理想像としている限りは、世界からどんどんおいていっていかれてしまうことでしょう。


〜〜〜続く
(次回投稿)http://hiro-tanaka-19840522.blogspot.com/2010/10/1.html